May 20, 2005

夢十夜 〜第二夜〜

こんな夢を見た.

何故だか突然イラクへ行くことになった.経緯としてもそれは非常に奇妙だった.最初,俺は何故かイラクへ行く候補として名前が上がっていた.しかし俺は拒んだ.何が出来るわけでもないのに,わざわざ危険な場所へ行く意味など頓と見当もつかない.それに何より,周りの人間に,ある意味では無駄な迷惑を掛けたくなかった.しかし裏腹に,周囲の人間の反応は実に明るかった.まるで英雄が誕生したかのように,諸手を挙げて喜んでいた.

俺の気持ちなど何処吹く風の如く,準備は着々と進められていた.ある日,俺は地下牢のようなところへ閉じ込められた.イラクへ行く人間が必ず行う儀式のようなものらしい.なぜ英雄の如く謳われた人間がこんな目に合うのか.今となれば奇妙極まりないが,俺は素直に従った.誰かが「最後の食事」と言い,豪華な食事を用意した.それが非常に美味しかったことを覚えている.

食事を終え,時を持て余す俺は「いよいよ大変なことになった」と,イラクへ行くという現実と向き合い始めた.何の為かなど,まるで解らない.俺には事実だけで十分だったのだろう.

「・・・よし!」

俺は深く,静かに腹を決め,出発に向けて深い眠りについたのだった.

Posted by arKs at May 20, 2005 03:29 AM | TrackBack
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